東北医科薬科大学についてしっかりと知ろう!(基本情報)
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東北医科薬科大学は1949年に設立された私立大学で、1939年に設置された東北薬学専門学校を前身とする大学です。通称「東北医薬大」「TMPU」と呼ばれています。医学部が設置されたのは2016年です。
東北医科薬科大学の建学の精神は、「われら真理の扉をひらかむ」という言葉になって開真の碑に刻まれています。医学部設置後は、建学の精神を引き継ぎ、被災地の大学として地域医療への貢献を目指しています。
東北医科薬科大学の偏差値など全2学部をチェック!
全2学部ごとの偏差値や2017年の学部ごとの一般入試の実質倍率、学費、各キャンパスへのアクセス方法をご紹介します。
薬学部
偏差値:42.5〜45.0
一般入試の実質倍率(薬学科 前期):1.8
一般入試の実質倍率(薬学科 後期):2.9
一般入試の実質倍率(生命薬科学科 前期):1.5
一般入試の実質倍率(生命薬科学科 後期):1.6
薬学部(薬学科6年制)の学費 | 単位:円 |
年間授業料 | 1,300,000 |
入学金 | 400,000 |
施設設備金 | 525,000 |
諸会費 | 55,000 |
初年度合計 | 2,280,000 |
薬学部(生命薬科学科4年制)の学費 | 単位:円 |
年間授業料 | 1,080,000 |
入学金 | 350,000 |
施設設備金 | 350,000 |
諸会費 | 55,000 |
初年度合計 | 1,835,000 |
医学部
偏差値:67.5〜70.0
一般入試の実質倍率:8.0
医学部の学費 | 単位:円 |
年間授業料 | 3,000,000 |
入学金 | 1,000,000 |
施設設備金 | 1,000,000 |
教育充実費 | 1,500,000 |
諸会費 | 55,000 |
初年度合計 | 6,555,000 |
東北医科薬科大学のキャンパスについて
小松島キャンパス
小松島キャンパスは講義棟の他に、学生ホール、図書館、植物園、体育館、テニスコート、グランド、クラブハウスなどの施設があるキャンパスです。小松島キャンパスにある「瞑想の松」は樹齢600年以上のクロマツで、市の保存樹木にもなっています。
JR仙山線の東照宮駅から徒歩約15分
仙台市営地下鉄の台原駅から徒歩約15分
JR仙台駅西口7番乗り場から、宮町・南光台入口経由「旭ヶ丘駅行き」、宮町・小松島三丁目経由「台原駅行き」、宮町・台原経由「瞑想の松循環行き」に乗車し、東北医科薬科大・東北高校前下車
東北医科薬科大学の一般入試の情報について
東北医科薬科大学の医学部では、一次試験合格者のみ二次試験があります。
入試日程(スケジュール)
2018年日程 | 出願期間 | 入試日 | 合格発表 | 入学手続き締切 |
薬学部(前期) | 12/14〜1/16 | 2/1 | 2/7 | 2/16 |
薬学部(後期) | 12/14〜1/24 | 2/11 | 2/15 | 2/23 |
医学部 | 12/14〜1/16 | 2/1・2/17 | 2/7・2/22 | 3/5 |
オープンキャンパス情報
東北医科薬科大学では夏休みにオープンキャンパスを実施していて、2018年も8月にオープンキャンパスを実施予定です。
オープンキャンパスの内容は、学部説明、入試問題解説、学生との座談会、模擬講義、薬用植物園見学、入試相談などで、学生がキャンパスや研究室の雰囲気を体験できる他、学食体験もあります。
東北医科薬科大学の進学と就職
薬学科進路決定率:98.3%
生命薬科学科進路決定率:100%
主な就職先:シップヘルスケアファーマシー東日本、クオール、アイングループ、アポロメディカルホールディングスアイランド薬局、オオノ、カメイ
東北医科薬科大学の特徴
薬剤師になるための大学
1939年に東北薬学専門学校を前身として設立された東北医科薬科大学は、薬学において歴史を持つ大学です。
東北医科薬科大学は毎年、多くの薬剤師国家試験の合格者を出しており、東北で働いている薬剤師の多くを輩出しています。薬剤師になるための大学と言っても過言ではありません。
薬剤師になるための勉強は忙しく、アルバイトやサークル活動も難しいほど勉強が大変だという学生の声もありますが、東北医科薬科大学は薬剤師になるためのサポートも充実しているので、きっちりと6年間勉強すれば薬剤師の国家資格が取れる可能性がグンと高くなります。
東北の復興を担う医師を育成
東北医科薬科大学は2016年にできたばかりの学部ですが、東日本大震災からの復興という重要な使命を持っています。
東北医科薬科大学の医学部の目標とするところは、地域医療に貢献すべく、地域医療・災害医療のニーズを理解し、総合的な診療能力を養うことです。参加型臨床実習、災害医療の学び、滞在型体験学習、薬学の基礎知識学習という特色のある医学部のカリキュラムが能力養成を支えています。
東北医科薬科大学の口コミ
・薬剤師の免許を取得するために日々の勉強は大変。受験勉強よりも勉強したテストもあった。(2011年入学 女性)
・薬剤師の国家試験対策において、大学が手厚くサポートしてくれる。(2012年入学 女性)
・就職サポートが充実していて就職率も良い。薬学部は毎年1割くらいが留年しているので進級は厳しめ。(2010年入学 男性)
・大学に通学するのに坂があって道が狭く、少し不便に感じる。周辺にコンビニやドラッグストアはある。(2015年入学 男性)
・勉強中心の生活となるのでサークル活動など他のことに時間を割くのは難しい。学園祭はあまり盛り上がらない。(2012年入学 女性)
・医学部はまだできたばかりなのでみんなで団結している。(2016年入学 女性)